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2018/01/27| カテゴリ:分子整合栄養医学,貧血

妊娠のために葉酸はいつからいつまで必要?妊活中や産後は?

キーワード: 貧血,分子栄養学
京都市中京区で整体、カイロの施術と分子栄養学を医科歯科と連携し栄養改善を行っています。今回は妊娠のために葉酸はいつからいつまで必要?妊活中や産後は?をご紹介します。

妊娠のために葉酸を適切な量を摂取すると、生まれてくる赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすことが多くの研究結果から解っています。

 

妊娠に気づく頃には妊娠2ヶ月になっているので、葉酸を摂り始める時期は、妊娠前からの摂取が望ましいです。妊娠初期は脳をはじめとした数々の臓器や、全身の姿が作られていく時期だからです。

 

 

 

「神経管閉鎖障害」は脳や脊椎の神経管の一部が塞がらなくなる先天性異常です。神経管が塞がらない部分がどこに現れるかによって障害の現れ方は異なり、大きく分けると、脊椎の管の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て、癒着や損傷をしている「二分脊椎症」と、大脳が欠損して全くない、もしくは小さく縮小している「無脳症」があります。

 

妊娠初期に適切な量の葉酸を摂取することで胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが減ることが明らかになっています。

 

また、妊娠中期、後期も引き続き摂ることが大切です。妊娠中は血液から赤ちゃんに栄養や酸素を送り込むため、体内の鉄分が足りなくなり貧血症状がきつく感じやすく、妊娠中期から後期は特に多くの血液が必要になります。

 

貧血を予防するには、鉄分、たんぱく質だけでなく、赤血球を作り出す働きのある葉酸とB12も欠かさないようにすることも大事です。

 

他にも妊娠中に葉酸を摂ることで、色んな効果が期待できます。

 

•赤血球をつくる

葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球を作る働きをしています。葉酸が不足すると赤血球が大きくなってしまうため、MCVという血液検査項目の数値が上がりやすく、大球性の貧血になってしまいます。特に妊娠中は貧血になりがちなので、葉酸とB12を摂ることで貧血予防につながります。

 

•細胞の生まれ変わりを助ける

葉酸は、細胞が新しく生まれ変わるために必要な核酸(DNA、RNA)を作る働きをしています。核酸は遺伝子の情報を持っているため、胎児が成長する妊娠中に葉酸は大切な役割を担います。

 

そして、妊娠中だけでなく出産後の授乳期にも摂取したい栄養素です。母乳は血液をもとに作られるため赤血球を作り出す葉酸は重要な役割をします。

 

厚生労働省でも妊娠が判明する1ヶ月以上前〜授乳中にも葉酸を摂取することを推奨しています。例えば、赤ちゃんが1歳になるまで授乳を続ける場合、妊娠前から授乳が終わるまでの約22ヶ月間は葉酸を摂り続けることになります。

 

さらに、葉酸は核酸合成やアミノ酸代謝の補酵素として重要な働きをするため、産後の抜け毛予防にもなると考えられています。

 

葉酸サプリメントは様々な種類があるため、安全性や飲みやすさを重視して選ぶようにして下さい。葉酸を多く含む食品は、レバーや、枝豆、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリーといった緑黄色野菜、いちごなどです。

 

 

妊娠には栄養素量も重要なため、サプリメントで補いながら葉酸を多く含む食材も毎日の食事に上手にとり入れてみて下さいね。分子栄養学の勉強会も企画しておりますので、こちらもぜひご参加下さい^^

 

2/17「栄養と体の関係」分子整合栄養医学入門編詳細はこちら

 

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