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2022/11/20| カテゴリ:スタッフ 平松より,分子整合栄養医学

風邪の原因は粘膜(鼻 口 のど)から感染

キーワード: 分子栄養学
京都市中京区で整体、カイロの施術で頭痛腰痛の改善と分子栄養学を医科歯科と提携し栄養療法を行っています。今回は風邪の原因は粘膜(鼻 口 のど)から感染をご紹介します。


今年は暖冬だといわれていますが、寒さの厳しい日も増えています。冬の乾燥の気になる季節は、鼻、口、喉などの粘膜のダメージも大きくなり、風邪の原因になるウイルスや菌のほとんどはこの鼻、口、喉などの上気道粘膜から感染しています。



粘膜はほうきのような毛(線毛)で覆われていて、1秒間に40~60回というスピードでパタパタ動いて異物を追い払おうとしさらにこの表面を粘液で覆っています。

粘膜、粘液の材料はタンパク質とビタミンAが主な材料です。これらの栄養素が身体で満たされているとウイルスや菌を侵入させないバリアができるので風邪をひきにくい体質になります。ビタミンAは、動物性食品(レバー、牛乳、バターチーズ、卵黄など)に多く含まれています。


緑黄食野菜のサラダや炒め物などは、オリーブオイルやごま油、バターなどの油と一緒に摂ることで、ビタミンAの吸収率が上がります。

吸収されたビタミンAはビタミンAを専門に運ぶタンパク質に付きそして途中で落ちないようにタンパク質のふた(トランスサイレチン)がかぶさり、血液にのって各臓器まで運ばれます。ビタミンAを体中に運び届けるために、十分なタンパク質も摂ることが必要です。


☆ビタミンA不足で起こる症状
・風邪、感染症
・鼻、口、肌の乾燥や荒れ
・眼の乾燥(ドライアイ)
・ピロリ菌に感染
・イボやウオノメ
・年齢のわりにはしわが多い
・夜盲症
・ニキビや吹き出物
・アトピー性皮膚炎
・婦人科のトラブル
(子宮内膜症・子宮筋腫など)
・皮膚の再生不良
・白血病など

感染症の広がる時期は不要な外出は控えて生活習慣、食事、睡眠などの管理もしっかりして、風邪やインフルエンザにかからず、快適な冬を過ごせるようにして下さいね。

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