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2018/02/26| カテゴリ:スタッフ 平松より,分子整合栄養医学,頭痛

Q&A お酒は高血圧になるリスクが上がる?

キーワード: 分子栄養学,頭痛
京都市中京区で整体、カイロの施術と分子栄養学を医科歯科と連携し栄養改善を行っています。今回はQ&A お酒は高血圧になるリスクが上がる?をご紹介します。

血圧が高い患者さんに「お酒は飲んでいいのでしょうか?」と聞かれることがあります。長年お酒をたしなんできた人には大きな問題です。

 

アルコールの体内での働きは、心臓の働きを強めたり、逆に弱めたり、血管を収縮させて血圧を上げたり、拡張させて血圧を下げることもあります。こうした変化と程度は長年飲んでいるのか、頻度、量、飲酒してからの経過時間、体質差などで異なります。

 

 

 

一般的に、お酒を飲むと一時的に血圧が下がり脈拍が増えます。特に、飲むと顔が赤くなる人は血圧の低下も大きくなります。これはアルコールの代謝に関係している酵素の働きが弱いためにアセトアルデヒドという物質が血液中に増え血管を広げるためです。

 

アルコールは血圧を一時的に下げやすいですが、長い間飲み続けると、血圧を上げ、高血圧症の原因になると考えられています。多くの研究で、日々の飲酒量が多いほど血圧の平均値が上がって、高血圧症になるリスクも高まることがはっきりしてきました。

 

自覚症状は、頭痛や頭が重い、めまい、動悸、ストレスを感じやすい、イライラ、夜眠れない、日中の眠気、片方の目が見えづらく感じたりします。

 

では、1日にどれくらい飲むと血圧に影響するのでしょうか。日々の摂取量が多くなればなるほど、血圧が高くなります。

 

「日本酒1合、ビール大瓶1本、ウイスキーシングル2杯、ワイン2杯」のそれぞれに含まれるアルコールは約30mlですが、アルコール1日30mlあたり、血圧は3ミリほど上がることが認められています。

 

こうした飲酒による血圧の上昇は、人種や、アルコール飲料の種類にかかわりなく認められています。

 

アルコールで血圧が上がる理由については、血管の収縮反応が高まるほか、心臓の拍動を速める交感神経の活動、腎臓からマグネシウムやカルシウムが失われます。

 

肝臓ではアルコールを分解する酵素の働きを発揮させるために大量のビタミンCやナイアシンが消費されます。それでもアルコールの分解が追いつかなくなるとビタミンBを消費しながら分解を続けます。

 

飲酒が毎日続く場合はビタミンとミネラルを補って肝臓への負担を減らす必要があります。

 

飲酒は高血圧以外にも、心臓の不整脈(期外収縮や心房細動など)を誘発したり、心肥大や心不全の原因になるのです。さらに脳出血やクモ膜下出血の危険因子となります。当然ながら、これらの危険性は、飲酒量が増えるにしたがって大きくなります。

 

1日のアルコール摂取量が60ミリ・リットル(日本酒2合、ビール大瓶2本に相当)以上になると、飲まない人に比べて事故死、脳血管障害、全死亡のリスクが次第に高まっていきます。がんになる危険性も、いくつかのがんについては上昇します。

 

アルコールを少量、1日30ミリ・リットル(日本酒1合、ビール大瓶1本に相当)以下をたしなむ人は、まったく飲まない人と比べると、循環器病による死亡率、全死亡率ともに少なくなっています。

 

お酒はほどほどに楽しむことが、身体に良いと思います。体質等もありますので、アルコール少量でお伝えした量程度しか飲んでいなくても、血液検査で指摘された方は調整されながら楽しむようにされて下さいね^^

 

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