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正しい貧血を理解しよう! Part5 鉄欠乏によるお肌の症状

貧血が急激に進行した場合は症状が強く現れますが、徐々に出て来た慢性の場合は症状を自覚しにくいのが特徴です。特に、鉄欠乏性貧血のように慢性的になるものは極めて自覚症状の出現があいまいで、気が付かないことが多いです。これは代償機能が働くため、長年の鉄欠乏状態に身体が順応してしまっているために起ります。

鉄欠乏性貧血の実態は栄養欠損での貧血といえます。

鉄欠乏性貧血とお肌のトラブル

貧血になると皮膚のコラーゲンを造るタンパクやヘムFeが不足しその結果、粘膜や皮膚の萎縮などの機能の低下が起ります。

●口から胃・腸まで消化管全体にわたる粘膜、鼻粘膜の異常
●髪の毛が抜けやすくなる
●爪が弱くなる、スプーン爪
●皮膚が弱くなる、湿疹がでやすい
●口腔のトラブルが起きる、歯茎の出血
●アレルギーを起こしやすい、アトピーなど
●血管が弱くなる、あざができやすい

貧血になると肌のコラーゲンを造るタンパクやヘムFeが不足しその結果、粘膜や皮膚の萎縮などの機能の低下が起ります。

鉄欠乏性貧血とアレルギー症状

免疫の最前線である皮膚・粘膜、および免疫機能を常に最適状態に維持しておくことがアレルギー症状の改善に影響します。この皮膚・粘膜などはタンパク・ヘムFe・ビタミンC・亜鉛を材料に造られますが、貧血があると赤血球の材料でヘモグロビンを構成するタンパク・ヘムFeが不足する為に皮膚や粘膜の修復にまでまわらなくなりその結果、なかなか改善が出来ない状態になります。

皮膚の働き

1) 免疫の最前線である(皮膚に付着したアレルゲンや微生物を殺菌する)

2) 皮膚は身体全体を保護する保護機能である

3) 外界と身体の中を分ける大きな膜である(生体内への異物の侵入を防ぐ)

4) 単なる保護臓器ではなく皮膚全体が様々な機能をもつ身体最大の臓器である