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肝臓のお話 Ⅱ

肝臓は悪くなっても自覚症状が無いためにかなり重症になるまで気がつかないケースが多いのが肝臓の病気の特徴です。肝臓には1分間に1.5Lの血液が流れている臓器なので普段から血液検査でしっかりと肝臓の状態を知っておくことが重要です。

血液検査でよく聞く言葉

肝臓の診断で良く聞く言葉の中にGOT・GPT・rーGPTという言葉があります。この数値は肝臓の炎症渡合を表す数値で肝臓が働いているかどうかを表す数値ではないことは一般的に知られています。肝臓はウイルス感染を回避するために感染した肝細胞が自ら自殺するアポトーシスという働きがあるので、数値が高くなっていても修復機能が働いていると問題ない場合もありますので他の関連項目をチェックすのが必要になります。そして意外と知られていないのが数値が低い場合です。低いと代謝が落ち体調も不安定になりる傾向にありますのでこれも要注意です。

◆GOT・GPTって何?

GOTやGPTは細胞内の酵素で、GOTは肝臓、心筋、骨格筋に多く存在しますが、GPTは肝臓内に多く存在します。健康な人では肝細胞が新陳代謝の過程で少しずつ壊れて、GOTやGPTが血液中に流れでますが、病気などで細胞が早いスピードで壊れ多量に流されると血中濃度が上昇しGOT・GPTが高くなり炎症など異常が起こっていると考えます。

◆r-GPTって何?

グルタチオン(ペプチド)を生成しアルコール、薬物の代謝に働きます。お酒の人や薬物を摂っている人は上がりやすくチェックが必要です。40以上の人は気をつけるの必要です。

◆解ること

見方を変えるとGOTの低値はタンパク不足、GPT低値はVB郡の不足が考えられます。身体のだるさや疲労感のある方は一度チェックして下さい。

◆数値の目安として

GOT・GPT・rーGPTは22〜25が理想です。10代は低値と考えて対策が必要です。GPT1桁は女性の場合は胸にしこりが出来やすいといわれたり、気分が下がりぎみになることが多いです。酵素のChE(コリンエステラーゼ)は肝臓で造られるのでChEをチェックすることで肝臓のタンパク合成、脂質代謝、栄養状態も解ってきます。

◆なぜタンパク不足やビタミンB不足といわれるのか?

GOTやGPTは、「アミノトランスフェラーゼ」というアミノ酸(タンパク質)の利用に関係する酵素です。ビタミンB6は、アミノトランスフェラーゼに活性化させるための補酵素です。GOTやGPTはビタミンB6と結合しないと血液中で活性化できないため、測定値は減少してきます。特にGPTはビタミンB6と結合しホロ酵素でないと血液中に存在できないことから、GOTやAGPTが低いとタンパクやビタミンB6不足といわれています。