2006年のカイロNEWS
免疫パワーのキーワード…皮膚や粘膜の「バリアの力」
「バリアの力」とは身体を攻撃する外敵から身体を守る力のことです。東洋医学では身体に侵入して害を与える存在を「外邪(がいじゃ)」と呼びます。この外邪から身体を防衛するものを「衛気(えき)」と呼びます。衛気はエアカーテンのような見えないバリアとなって皮膚などの体表面や外界とつながっている鼻や口、そこから続いている内臓などの粘膜を駆けめぐっていると考えられ、衛気が充実していれば、身体にはくまなくバリアが築かれ外敵の侵入をブロックすると考えられています。この衛気の力を充実させることがバリアの力を高め、病気を予防することにつながるのです。
バリアの力
日常生活によってバリアの力に差がつく
忙しい生活が落着いて、気がゆるんだ時に風邪をひいてしまったという経験をした人は多いはず。東洋医学的に見ると「気が抜ける」「気がゆるむ」というのは、精神的な意味だけでなく、「気」というエネルギーが低下した状態と考えます。バリアの力も気のエネルギーのひとつで、睡眠などの日常生活の中で自然に回復されると考えられています。 そのため、疲労やストレスなど、エネルギーを消耗するような生活が続くと、だんだんとバリアも低下し病気に対する抵抗力が落ちてしまうのです。また、食生活が乱れることでバリアを充分に回復することが出来なくなることも、病気をまねく要因になります。
バリアパワーをチェックしよう(5個以上は要注意)
- 疲れやすい
- 少し動くと汗をか
- 息切れしやすい
- 熱いものを食べると鼻水が出る
- 季節の変わり目に体調を崩す
- 喉が痛くなることが多い
- 全身が冷える
- 風呂上がりにヒフがかゆくなる
- 下痢をしやすい
- 風邪をひきやすい、治りにくい
- 花粉症などのアレルギーがある
- じんましん、口内炎が出来やすい
- 気力、集中力がない
- 疲れ、だるさがぬけない
バリアの力を高める生活習慣
過労・無理は避ける
過労はエネルギー源である気を消耗し、バリアの力を低下させる大きな原因。気が張っているときに元気でも、一段落ちついたとたん体調をくずし、寝込んでしまうことになります。一日の疲れは、その日の内に癒すつもりで、自分なりのリラックス方法(睡眠、お風呂、アロマなど)を身につけましょう。
規則正しい生活
バリアの力である衛気は、昼間身体が目覚めているときには体表面を駆けめぐり、夜寝ているときは、体内の組織や内臓を守ると考えられています。夜更かしや朝寝坊をすると、このリズムが乱れバリアパワーが低下し病気に対しての抵抗力が弱くなります。規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。
モードの切り替え
昼の仕事モードと夜のリラックスモードの切り替えが上手く出来ないと、バリアの力は低下し、仕事中にだるさを感じたり夜寝むれなくなったりします。これが続けば、内臓や精神にまでダメージがおよび病気の原因になります。仕事が終り家に帰ったらリラックス出来る方法でスイッチをオフに切り替えましょう。
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