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立っていられない、じっとしていられない「色々な腰痛」…パート1

「腰痛を経験せずに一生を終わる人はいない」といわれるほど、腰の痛みを覚える人は多いもの。人が二足歩行になったときから、宿命的に抱える不調といわれるだけに、生活の中で腰への負担を軽くし、上手に対処し予防することが肝心です。

腰の痛みには大きく分けて3つに分れます。

1.筋肉が不足・疲労している
同じ姿勢を続けるなど、腰を支える筋肉に負担をかけると、筋肉は疲労を起こし硬くなります。そのため血管が圧迫され血流が悪くなり、筋細部に酸素が不足。この酸素不足が続くことで痛みをつくる物質が増え痛みを感じる。さらに、痛み物質の影響で痛みは慢性化しやすい。寝起き、動かし始めに痛みがあり、身体を動かし時間がたつと痛みは和らぐのが特徴。

2.関節や椎間板が痛んでいる
姿勢が悪かったり、無理な姿勢で重い荷物を持つことが続くと腰椎(腰の骨)の関節や骨と骨の間でクッションの役目をする椎間板などに負担がかかることで歪みが起こり痛みを感じる。座ると痛み、立つと楽だったり、腰を反らすと痛く、前にかがむと楽になる。ギックリ腰や足に痛みや痺れを感じる椎間板ヘルニアもこのメカニズムで起こる。

3.関節や椎間板が痛んでいる
内臓が疲労や異常を起こすことで、内臓の異変を知らせる刺激は、背骨を通る神経(脊髄神経)に伝わり脳に届く。そのため脳は、内臓からの刺激を、腰の部分の神経に入る刺激と錯覚し異変のある内臓の周りの組織に痛みを感じる。胃腸や腎臓、子宮、卵巣などの異常によって起こり、じっとしていても痛い、横になっても楽になりにくい。女性の生理のときの痛みもこのメカニズムで起こる。

*ストレスで 起こる心因性の痛みも

人間の脳にはもともと痛みの感覚を抑制する回路があります。ところが人間関係や育児、仕事などのストレスが慢性的に続くと、この回路がオーバーワークに。抑制がうまく働かなくなり、必要以上に「痛がり」に…普通は感じないはずの痛みが感じやすくなります。この場合の腰痛は心身症ともいわれることがあります。このような、ストレスから起こる腰痛も多くなっています。心のオーバーワークにも気をつけましょう。