京都 御幸町カイロプラクティック

アクセス

検索

メニュー

御幸町カイロニュース

GOKOMACHI CHIROPRACTIC NEWS

トップページ  »  御幸町カイロニュース  »  Q&A 乳酸菌の乳酸と筋肉の乳酸?
2018. 3. 13 | カテゴリ:Q&A院長 小松原より分子整合栄養医学血糖

Q&A 乳酸菌の乳酸と筋肉の乳酸?

キーワード:

Q 運動の話をしていると「乳酸菌の乳酸と筋肉の乳酸は同じですか?」と質問を受けることがあります。


A 乳酸は旧約聖書の創世記の頃から知られていて、1780年に発酵した牛乳からシロップ状の酸を化学的に単離することができたことで乳酸と命名されました。そして、1807年にはBerzeliusが筋肉中に乳酸の構造によく似た酸を発見され、66年後にこの2つが同一の酸であることがWislicenusにより証明されました。乳酸菌の乳酸は「l-乳酸」筋肉の乳酸は「d-乳酸」になります。

 

乳酸は腸内で乳酸菌から作られるl-乳酸と、筋肉で糖からネルギーを作る途中で作られるd-乳酸があります。lとdの差はありますが化学構造は同じなので同じ乳酸ですが、筋肉の乳酸が腸で働く、腸の乳酸が筋肉に作用するということはありません。

 

腸では乳酸菌が増えると、乳酸や酢酸という有機酸が代謝物として作られこの有機酸は腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。有機酸は腸における蠕動運動を促す働きを持っているので便秘予防にも効果的です。

 

筋肉の乳酸は、運動により糖をエネルギーにしピルビン酸から乳酸になり代謝ができなくなると筋肉を硬直することから疲労物質として認識されていますが「乳酸=疲労」(悪い物質)では無く、乳酸をエネルギーに再利用する処理が出来なくなることで血中の乳酸濃度が上昇し運動機能を下げてしまうことが問題になります。

 

乳酸に関しては、下記のような報告があります。

2001年に Nielsen らによって、細胞外に蓄積したカリウムイオンK+ が筋肉疲労の鍵物質であることが報告された。Nielsen らの系では、K+ の添加により弱められた筋標本について乳酸などの酸を添加すると、従来の説とは逆に回復がみられた。2004年の Pedersen らの報告でも、pH が小さいときに塩化物イオンの細胞透過性が落ちることが示され、アシドーシスに筋肉疲労を防ぐ作用があることが示唆された。(乳酸が回復に働く)

 

筋肉での乳酸が多くなるメカニズムとしては、軽い運動や有酸素運動では糖質より脂質がエネルギーとして多く使われます。無酸素運動では筋肉に大きく負荷をかけるので筋肉は糖質をエネルギーとして使いその時にピルビン酸を経て乳酸ができます。なので有酸素運動に比べ無酸素運動の方が糖質の利用が多くなり乳酸が増えるということになります。

 

乳酸は糖を利用する途中でできるもので、老廃物ではなくエネルギー源として利用されるので、スポーツドリンク、肉、魚、ヨーグルト、ワインなどの色々な食品にも入り食事からも摂取しています。

 

乳酸で問題になるのは乳酸がエネルギー源として再利用されるときに肝臓の機能が低下していたり、乳酸を十分なエネルギーに変えるビタミンやミネラル、アミノ酸が不足しているとエネルギーに利用できなくなり一定量を超えると乳酸過多になることが問題になります。

 

エネルギーを作るTCAサイクルが低下して乳酸過多になる原因としては、ビタミンB不足でピルビン酸からアセチルCoAに変換できない、代謝の中心になるTCAサイクルがビタミン不足でうまく働いていないことが問題として考えられます。

 

なので、運動をして筋肉がパンパンにはったり、疲労の回復が遅い人は血液検査ではビタミンB群を現すGPT、LDH、肝機能全般、MCVなどで代謝に関連するビタミンB群をチェックしておくことが大切です。

 

また、運動後のダウンはゆっくりスローに身体を動かすことで血液中の乳酸を肝臓に戻しミトコンドリアでエネルギーに戻し疲労の回復を早くすることも目的のひとつになるので運動後は必ずダウンとしてスローな動きを入れるように意識してください。

 

 

その他に乳酸以上に肉体的精神的に疲労に関連するのは、活性酸素による粘膜や血管への障害や酸化、栄養欠損での貧血や低血糖の症状として、だるさ、疲労、肌のトラブル、朝起きれない、落ち込み、イライラなどの様々な不定愁訴が関連しているので身体を全体的にみて対策を考えることが大切になります。

 

————————————————-
<お問合せ・ご相談・施術予約はこちらから>
京都市中京区でオーソモレキュラーを中心とした体調改善をおこなう御幸町カイロプラクティックでは頭痛・肩こり・腰痛・手足のしびれなどの症状改善と詳細なデータから貧血・低血糖・だるさ・疲労感などの不定愁訴を分子整合栄養医学を基にしてオーソモレキュラー栄養療法で改善のお手伝いをしています。ご遠方の方もお気軽にご相談ください。
————————————————-
京都の整体 / 御幸町カイロプラクティック
京都市中京区御幸町御池上ル亀屋町384
TEL 075 – 222 – 6667

http://www.gokomachi.com/
https://www.facebook.com/pages/gokomachi

—————————————————

 

 

閉じる

閉じる

メールでのお問い合わせ アクセス・営業時間 閉じる